英語で言える?3〜12角形の名前を辺の数順にマスターしよう!

英語フレーズ集

英語で「circle」や「square」は聞いたことがあると思います。ですが、五角形や八角形、十二角形まで正しく英語で言える人はどれくらいいるでしょうか?

実は、私たちの身の回りには多角形がたくさん隠れています。STOPサインは? ハチの巣は? 時計の文字盤は? これら全部にちゃんとした英語の名前があるんです。

今回は 3〜12角形 を「辺の数が少ない順」に楽しく紹介します。最後にはクイズも用意しているので、自分がどれだけ覚えられたか挑戦してみてください!

三角形

三角形は英語で triangle(トライアングル) といいます。
数学だけでなく、日常会話や音楽の楽器名などでもよく使われる、とても身近な単語です。

tri- = 「3」
-angle = 「角」

つまり、triangle という言葉自体が「3つの角」をそのまま表しています。

triangle という基本の言葉だけでなく、三角形にはいくつもの種類があり、それぞれに英語での呼び方があります。詳しくは別記事で整理していますので、あわせてチェックしてみてください

➡︎三角形の種類を英語で解説!正三角形や二等辺三角形など6つを紹介

四角形

四角形は英語で quadrilateral(クアドラリラテラル) といいます。
日常的には square(正方形) や rectangle(長方形) などの個別名称のほうがよく使われますが、総称として「4辺を持つ図形」という意味で quadrilateral が使われます。

quadri- = 「4」
-lateral = 「side(辺)」

つまり quadrilateral は「四辺形」というニュアンスを正確に表す単語です。

quadrilateral はやや専門的な数学用語なので、日常会話では square(正方形)、rectangle(長方形)のほうが一般的です。

アメリカ英語では quadrilateral の代わりに quadrangle という単語が使われることもあります。

五角形

五角形は英語で pentagon(ペンタゴン) といいます。
「五つの角を持つ図形」という意味で、数学だけでなく一般的な表現でも比較的よく使われる単語です

penta- = 「5」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「5つの角を持つ形」という意味になりました。

アメリカ国防総省の本部ビル「ペンタゴン(The Pentagon)」は、建物自体が五角形の形をしていることから名付けられました。

数学的には、正五角形は対称性が美しく、星型(pentagram)とも関連して文化や宗教的シンボルに使われることもあります。

六角形

六角形は英語で hexagon(ヘクサゴン) といいます。
数学の授業だけでなく、自然やデザインの中でも非常によく出てくる形です。

hexa- = 「6」
-gon = 「角」
この2つを組み合わせて「6つの角を持つ形」という意味になりました。

最も有名なのはミツバチの巣(honeycomb)が六角形でできていること。六角形は「隙間がなく、効率的に空間を埋められる形」として自然界でも採用されています。

七角形

七角形は英語で heptagon(ヘプタゴン) といいます。
日常生活で見る機会は少ないですが、数学の授業や図形パズルなどで登場します。

hepta- = 「7」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「7つの角を持つ形」という意味になりました。

英語では septagon という言い方も一部で見られますが、正式には heptagon が正しい用語です。

八角形

八角形は英語で octagon(オクタゴン) といいます。
数学だけでなく、建築やスポーツなど幅広い分野で目にする機会がある図形です。

octa- = 「8」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「8つの角を持つ形」という意味になりました。

アメリカやカナダなどでよく見られる「STOP(止まれ)」の道路標識は八角形の形です。

格闘技 UFC(総合格闘技)の試合会場は「オクタゴン(The Octagon)」と呼ばれる八角形のケージが使われています。

九角形

九角形は英語で nonagon(ノナゴン) といいます。
日常生活で目にする機会は少ないですが、数学や図形パズルで登場することがあります。

nona- = 「9」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「9つの角を持つ形」という意味になりました。

英語では enneagon(エネアゴン) という呼び方もありますが、一般的には nonagon がよく使われます。

十角形

十角形は英語で decagon(デカゴン) といいます。
多角形の中でも語感がわかりやすく、数学以外でも比較的認識しやすい名前です。

deca- = 「10」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「10の角を持つ形」という意味になりました。

十一角形

十一角形は英語で hendecagon(ヘンデカゴン) または undecagon(アンデカゴン) といいます。
どちらも使われますが、数学的・学術的には hendecagon がより正式とされています。

hendecagon

  • hendeca- = ギリシャ語で「11」
  • -gon = 「角」

undecagon

  • un-(ラテン語で「1」)
  • dec-(ラテン語で「10」)
  • -gon = 「角」

hendecagon のほうがギリシャ語由来で正確ですが、英語圏では日常的に undecagon と言う人もいます。

十二角形

十二角形は英語で dodecagon(ドデカゴン) といいます。
数学や建築の分野で登場することがあり、12という数字は文化的にもよく使われるため覚えておくと便利です。

dodeca- = 「12」
-gon = 「角」


この2つを組み合わせて「12の角を持つ形」という意味になりました。

まとめ

多角形の名前は「数字の接頭語+gon」というパターンが基本なので、一度覚えてしまえば応用がききます。

ピザの一切れの triangle、STOP サインの octagon、アメリカ国防総省の Pentagon など、実は日常の中にも多角形はたくさん隠れています。

この記事をきっかけに、英語と図形を一緒にマスターしていきましょう!

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